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食生活

日中は暑いが最近夜は寒い。


冷水のシャワーが身にしみる。
私にとってこの国にきて日本の恋しいのは
日本食より日本語より「お湯」だ。


シャワーの後、またグッと我慢が必要なのが
冷えた体に鞭打つようにビュンビュンと風を浴びながら
扇風機で髪を乾かすこと。
しょうもない小言だが、結構我慢が必要でシャワーの時間になるとグズグズして憂鬱になる。


同じ国で活動するボランティアでも、電気と水の有無はともかくお湯もでる家に住むボランティアも多く
こればかりはうらやましく思ってしまう。


一応うちにもドライヤーはある。
今まで3回ほど家で使ったことがある。


そのうち2回は念のためドライヤー最弱風で設定したものの、やっぱりスイッチを入れた瞬間、ブレーカーが落ちて家中の全部の電気が消えて「アイアイアイアイア!ミィキィー!!」と家族に」叫ばれる始末。
そうなるかもしれないとはわかっていたことだがちょっと希望をもってやってしまった。


そして、うち1回はコンセントを刺した瞬間、感電した。
右腕から肩をぬけて両手や耳のあたりまで
ビビビビビビビビビビビビーーーーーッと感電して
一瞬何が起こったかわからなかったが、確実に感電していた。

それ以来恐ろしくてドライヤーはもう使っていない。




ところで先日大型の台風がきていたので
首都に3日ほど避難していた。


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この国は下水事情や道路事情も悪いので大雨がふると
あらゆる場所から町中に水が溢れて道が川みたいになる。

そしてその溢れた汚染された水がどこに行き着くかというと海だ。
せっかくのキレイなはずのカリブ海が一面ドブ色になっていた。


うちの観光省はというと最近続いた雨のせいで
腐りかけていた天井の一部分がが落ちてきた。


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誰もこの席に座っていなかったのが不幸中の幸いというか・・
机もパソコンもバキバキに破壊された無残な姿が。

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感電したり天井が落ちてきたり
私にとって漫画の世界のような日々が
ここでは彼らにとっての「日常」なのだ。



避難を負えて任地に戻る前に
担当のボランティア調整員が食事に連れて行ってくれて
どのくらいかぶりにおいしいものを食べた。


ドミニカ料理のレストランだ。
というわけでいい機会なので今回はドミニカ料理を紹介します。

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私の任地にあるバナナの葉でできたような概観と比べて
やっぱり首都となるとちょっとモダンなかんじだ。
海沿いに位置していてかわいらしい雰囲気。

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ドミニカ料理はCOMIDA CRIOLLA(クレオール料理)と呼ばれ、アフリカとヨーロッパそしてカリブ地域の土着の味が融合した料理だ。
スペインの影響を受けており、チーズやソーセージ、ハムやサラミがよく食べられている。
主食は米ともいわれているが、地方によってはプラタノという調理用バナナや芋類もよく食べられている。




まずは魚料理。
ここは島国なのに魚は肉よりも高価で
日常ではほとんど食べられていない。
実際に私も魚介類を口にしたのは3,4ヶ月ぶりだった。
味付けはレモンやお酢をあえて玉ねぎと一緒に食べることが多い。

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これは、お米と鶏肉のだしでとったスープを一緒に湯がいて食べるソパオ。


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ハムとチーズを鶏の胸肉で巻いてクリームソースやココナッツソースをからめた鳥肉料理。
見た目どおりとってもおいしい。

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エビのにオレガノというよく使われる香辛料やガーリックをからめたシーフード料理。


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お米は白ご飯に豆を煮込んだソースをかけて食べる「アビチュエラ」か
このように豆類を混ぜて炊く「モロ」などが多い。



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お芋は湯がくか揚げるかどちらかで
これはジュカ芋という山芋と里芋に似たりよった入りの味の芋。
とってもおいしい。
揚げたチーズやサラミとの愛称がいい。

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といったかんじで、ドミニカ料理はおいしく
個人的には日本人の口にはあう方だと思う。



といってもこんなおいしい料理を毎日ドミニカ人が食べているわけではない。
では実際のドミニカ人の食生活はどうなっているかというと、一言でいえば基本「鶏肉」である。


こんなに鶏肉ばかり食べる人種が他にあるだろうかと疑うほどだ。


たしかにこの国の鳥肉は確かにおいしいのだが
3時のおやつにまで鶏の丸焼きを食べていたりする。


どおりで街のいろんなところでニワトリをみかける。
こんなふうに。


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アップでみてみると・・・・
やっぱりニワトリさんである。

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バスにもニワトリがぶら下がっていたりする。

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昼食は鶏肉にお米や芋などボリュームたっぷりだが
夜は結構質素だ。


例えば、昨日のうちのばんごはパン。
パンだけだがみんなよく食べるのでいつも量は多い。

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パンといっても少なくとも見た目と食感がパンなだけで
せめても小学校のときの給食のパンのように味があればいいが
味はなくもちろん全然おいしくはない。


でも、昨日は冷蔵庫の中はきれいに空っぽで
バターもマヨネーズもなかったので
昨晩の夕食は水とパンだけだった。


でも、こんな質素な晩御飯はしょっちゅうなので「あー・・またこのパンかぁ・・」とガクシとはするが
着任当初のように日本のクリームがのっていたりお砂糖がまぶしてあったりする色とりどりの菓子パンを思い出すことも最近はなくなった。


去年の誕生日に瓶詰めのイチゴジャムをプレゼントしたら
彼女たちは今までジャムを食べたことがなかったらしく
「おいしい!」と感動して一日で食べきっていた。


長女のナティーが思いついてココアを用意してくれて
パンをココアに浸しながら「チョコの味がする!」
と言いながらみんなでワイワイ楽しく食べた。


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私の住んでいるところは小さい街ながらに中心地だが
うちから1時間もいけば山や川の自然に恵まれた田舎町が広がり
田舎になると食事もまたちょっとかわってくる。


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田舎の家はバナナの葉っぱや木でできた簡単なつくりで
私が住んでいる街中よりまた一層とまったりした時間が流れている。


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ごはんの調達はこんなかんじ。

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これは台所。


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ドミニカ人は、というより特にこの国の男性はとても優しいのだが
田舎にいくと人はさらに優しい。

山道を歩いて泥で汚れた私の靴を見て
「靴が汚れてるから僕が洗うよ」と、サラッと洗ってくれた。


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山を歩いていれば靴が汚れるのは当然なことで
そんなことに気がつく日本人がいるだろうか。


以前活動で、観光省の車でで少し遠出をしたことがあって
帰りの車の中で「みき眠そうだけど、眠たかったら寝たらいいよ」と運転手に言われて
すっかり眠りこけてしまったことがあった。


どのくらいかわたしはすっかり熟睡していて、
が覚めたときに道端に車が停車していることに気がついて
ガソリンがなくなったのかと聞くと
「みきがゆっくり休めるように車を止めてたんだよ」といわれて驚いた。


私が目が覚めないように運転をやめて車を止めていたというのだ。

「・・なんじゃそりゃ!!」とその時は思ったが、
ドミニカ人は日本人が思いつかないそういう優しさをもっている。



ここでの生活ものこり5ヶ月。

最近晩御飯がますます質素でねえ・・とつぶやく私に、ボランティアを終えた先輩隊員から「そんなおいしくないパン、日本に戻ったらどこ探しても食べられないよ」と言われて、思わず笑ってしまった。


確かにその通りだ。


とはいえ、最後に一ついわせてもらうと
今一番食べたいものは
日本のケーキ家さんのショートケーキかな!!



今回の音楽はPrince Royceというドミニカ人が歌う「Stand By Me」
先週ラスベガスで中南米のグラミー賞も受賞している。

一味違ったのStand By Meのドミニカ
バチャータバージョンを是非聴いてみて★
ホッコリ癒されるはず・・★



Stand By Me


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コメント

相変わらず、写真が良いですねぇ。カメラマンの腕が良いのか、カメラが良いのか、被写体が良いのか・・・。
風景も綺麗ですが、、写される人の笑顔が、すごく良いですね。
心が通い合っている感じがします。
あと、5ヶ月ですか。もどったら、東京で千疋屋のフルーツパフェなど、いかが?

おかさん

一眼レフカメラをここで持ち歩くのは危ないので、日本においてきてます。日本を出国前に買った最新のデジカメもすぐに電圧にやられて壊れてしまい、この国で買った安物のカメラ撮ってます。
彼らの穏やかな生活や時間の流れが写真で伝わるっていうのはとても嬉しいです。

3月末に帰国したらそのまま東京で3,4日間研修があるので連絡します。おいしい紅茶と甘いものが食べながらいろいろ話したいですねー。

カメラは、そういうことでしたか!いやぁ、道具じゃないんですね。納得しました。
甘いもの、たっぷり、用意しておきます。和菓子も、用意しておきますね。豆大福やイチゴ大福。松山になさそうなスィーツも。
人間的に、大きくなっての帰国。楽しみにしています。
それにしても、写真で見ると、あなた、すご~く、ツヤツヤしていません(苦笑)?

馬そうな料理♪

何?針剣トマスのとき首都に上がってたって!?じゃあオッサンと一緒じゃないかwww知らんかった。
先月の終わりに配属先の職員6人とプエルト・プラタに行きました。もちろん仕事でね。結構おしゃれな街ですな、まあ観光地だもんね♪美味いもの喰えるのがウラヤマシ・・・うちは地元料理以外の食い物屋はない、アミュズメントはない、おしゃれなレストランや喫茶店ない、名物はない、でも騒音はたっぷりあり、ホコリとごみもあるし、時々糞尿臭いし、サイコーの任地です・・・(笑&涙)

トラネコおじさん

ハハハハ!
コメント返せっていってたのはこのコメントのことだったんですね、気が付いてなかった!
先日は首都で久々お会いできてうれしかったです。
なんだかサルセドけなしまくっていますが・・・笑
しかしすごい生活環境なんですね、シニアというより青年のボランティアの生活しているような気がします。
とはいえ、あと4ヶ月、お互い健康第一で無事帰国しましょう★



maikoさん

コメントありがとうございます。8月のところを探してみたんですがいただいたコメントが確認できません。せっかくなので拝見したいのですが・・

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