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友達

今は雨季の時期ではないのだが最近雨が降る。

しかしこちらの「雨」はスゴイ。
一気に滝のようにザァーーーーーーーーーーーー・・・っと振る上に、絵に描いたような稲光の雷が容赦なく落ちてくる。


最近雷が落ちまくったせいで市内の電気の調子がおかしくなり夜は電気のない日が多い。
出国前に以前協力隊だった友達から「コレ持っていきな」と渡されて「こんなもん使わんよ!」と散々バカにして大笑いした記憶のある登山用のヘッドライトが最近は大活躍だ。笑


ちなみに夜、外は車のライト以外の光は道路になく、こんな風に真っ暗。

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雷が海の向こうの方から鳴り始めると、ピカピカと消えかけの電球が点滅するみたいな頻度で外が明るくなって暗くなって・・を繰り返す。


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そうこう10分もしないうちにこちらに落雷が近づいてくる。

こちらの落雷は日本のようなゴロゴロゴロ・・ではなく
ドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!・・・バッッッチィィィーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!といった銃声音のような地面にヒビが入りそうな爆発音だ。


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でも、雨の振ったあとは半そでの服でもちょっと肌寒いくらい気温が下がりとっても涼しくなるので雨の日は嫌いではない。



話は変わって、外食することはほとんどないのだが先週末、友達とレストランで食事をした。
今回行ったレストランはこんなふうにプラタノ(バナナ)の木の皮やでできたいかにも南国といった内装。


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この週末は4人で食事をした。
左から最近仲の良い友達のエベリン(ドミニカ人)で、彼女はサルサ教室の友達で観光客向けに海沿いに美容院を経営している。
真ん中が彼女の友達のダリ(イタリア人)。
右が彼の友達のホセ(スペイン人)。


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スペイン人のホセはドミニカ共和国に一度旅行で訪れて、すぐに好きになったプエルトプラタに移住して10年になる。趣味のカイトサーフができる海の近くに住むのが夢だったとかで、今はビーチ沿いにレストランを経営して、海沿いに住みながら趣味のカイトサーフを毎日楽しんでいる。


イタリア人のダリは現在イタリアに住んでいて、彼もこの国が大好きになり、日本でいう「別荘」のような感覚でプエルトプラタにアパートを購入し、3ヶ月に一度のペースで10日間ほどバケーションで滞在して、またイタリアへ戻るといった生活をしている。



ダリはドミニカの音楽が大好きで、ここに来たときは毎晩ホセのレストランで演奏しているとかで、この日は彼の演奏を聴きに行くということで集まった。



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隣のテーブルに居たスイス人とフランス人のグループとテーブルを合わせて、みんなで演奏を聴きながら楽しく食事をした。みんな好き勝手に母国語で話をするので言語はバラバラでなのになんでこんなにもスマートに楽しい時間を過ごせるのかまったく不思議なものだ。


いつか聞いたことのあるこんな話を思い出した。


英語面接と英語でのプレゼンテーションだけを試験内容とし、英語が堪能であることを条件にある日本の有名企業が海外赴任の採用を募集したところ、何千人もの受験者が殺到し、その中から合格したのはたった一人。


その人は英語に関しては自分の名前と挨拶しかできない程度のまったくの初心者だったとか。面接に通訳を連れて行き、熱意とアイデアを伝えて採用が決定したそうだ。


「海外で働くのが夢、でも語学ができないと海外では働けないからまずは英語を勉強しないと。まずは語学の資格を習得しないと。」と考えることもでるけれど、そうやって「いつか・・」と思い込んでいることは、実はそんなに難しいことではなかったり、その気にさえなれば明日にでもできることがたくさんあるような気がする。


実際にまったく未知の世界だったこの国に住んでみると、以前はいろんなことを自分で難しく難しく考えすぎていたなーって思うことがよくある。
日本の社会での生活を思い返してみると、自分の将来のために・・とか、生活のために・・とか、漠然と目に見えない将来をもって今を苦しんだり無理したりして、でもいつか報われると思って頑張り過ぎている人たちがどれだけいるだろうかと思う。
「今」を楽しく過ごしていない人が、「将来」を楽しく過ごせるわけがないのだ。


そもそも不安は、将来起こるかもしれないことにくよくよすることから生まれる。それに何かを学ぶにしても、勉強するにしても働くにしても機械的に、義務的に自分に無理をしてやっていい結果がでることはないのだから。



ここで流れている時間はいつも穏やかで平和だ。



日本のように将来を不安に思ってセカセカと走りっぱなしの人はいないから、みんな余裕があって優しい。
私は前職が好きだったし同僚に恵まれていたおかげで会社に行くのが嫌になったことなどかったが、今振り返れば、毎日、無意識のうちに「仕事のための生活」を送っていた気がする。


先日観光省のオフィスのお掃除のおばちゃんが入院した。
その日観光省の全員がやりかけの仕事を投げて、約束なしに次々に彼女の病室に集まった。


今を大切にするということは、自分を、大切な人を、将来を大切にするということなんだと思う。
そして何か興味のあることを初めてみるのも、やりたいことをやってみるのも、誰かに思いを伝えるのも、明日がどうかわからない私たちにはいつも「今」しかないのだから、今はそんな風に思うようになった。




食事のあとはイタリア人のダリのアパートへお邪魔した。
彼のように旅行で訪れた眼光客がこの国を好きになって移住したりアパートを持つことは珍しいことではない。


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アパートは庭付き、プール付きでとても広くてきれい。

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そして、私に用意してくれた部屋にはなんとまぁ・・贅沢にもベットが3つにバスルーム、キッチンまで付いていた。

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キッチンも充実していて、目の前がビーチなので部屋まで波の音が聴こえる。
ここまでくるとホテルよりもよっぽど快適である。


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ダリはたくさんの趣味をもっているので
アパートの中には彼の楽器やサーフィンの道具がたくさん。


href="http://blog-imgs-38.fc2.com/m/i/k/miki0225/103_3188.jpg" target="_blank">103_3188.jpg



そしてアパートの正面広がるビーチには
縺れんばかりのたくさんのカイトサーフィンの凧が空を舞う。


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ビーチ沿いを歩いてみるとアパートの隣にはまた大きなアパートが・・・


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そしてその隣にはまた立派なアパートが続く。

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といった具合に、ここにはドミニカ人の裕福層をはじめ、バカンスのために購入した観光客たちが住んでいて、何キロにもわたってこのような立派なアパートが並んでいるのだ。

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「風がきたーっ!」と、早速カイトサーフの準備をするダリ。


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ダリがカイトサーフをしている間は
エベリンの娘さんたちを始め私たちは庭のプールでまったり。



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食事のあとはダリの楽器を持ち出してみんなで演奏したり踊ったり。



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ダリはキッチンからいろんな料理器具を持ち出して楽器にしてしまう。笑


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というわけで私も早速コンガに挑戦!


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が、意外に難しい・・・
実際音楽に合わせようとおもっても全然ダメだ・・・涙


コンガはキューバ音楽にはなくてはならない花形楽器。
総称して「コンガ」と呼ばれるが、ヘッド(皮)のサイズによってそれぞれ名前がついていて、ヘッドのサイズが小さいほど高い音がでる。


一見ポコポコと楽しそうに叩いているだけのようにも見える楽器、コンガ。
見た目より随分難しく、叩き分けしないといけないらしい。
ダリ曰く、叩き分けというのはヘッドを押さえつけたり、叩き放ったり、強く叩いたりして音を変える技術で、基本的な6種類の打音をマスターすると、かんたんな音符を叩くだけで生きたリズムになるんだとか。



ニューヨークでジャズを聴きに行った時にガイドさんがこんなことを言っていたのを思い出した。


世界の音楽は3つの方法で生まれてくるのだそうだ。

ヨーロッパの音楽は「楽譜」から
アジア圏、私たち日本の音楽は「メロディー」から
中南米の音楽は「リズム」から生まれる。


知らずうちにメローディーの音楽に慣れている私にはリズムから生まれた音楽を叩くのはとっても新鮮な感覚だった。




「あ!またいい風がきてる!」と、違う凧を準備して海へでるダリ。
カイトサーフィンは風の具合によって凧の大きさや形を選ぶらしい。


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ダリが、カイトサーフが好きで移住してきたスペイン人のホセと海で合流して二人が楽しそうに水面を滑っているのが見えた。カイトサーフは見ているこちらも楽しい気分になる。



ダリのアパートの中にこんな写真を見つけた。

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ダリは昔からバイクをしていたらしく
何度も大会にも出場していたとか。
今では大会を主催する会社を経営している。


ダリ55才。
サルサ、メレンゲ、バチャータ、タンゴ全て踊りこなし、ピアノ、ギター、ボンゴなんでも演奏もできてしまう。
趣味を仕事にしていつも笑顔で毎日を楽しむ素敵な友達。



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私は幸運にも、来る前は名前すら聞いたことのなかったこの国で、今とても穏やかで気楽で愛情ある人たちに囲まれて生活している。いつみても幸せに過ごしている彼らは、自分はこうあれば幸せなんだという「人生観」、「価値観」を持っている。


日本だからこうだ、ドミニカ共和国だからこうなんだということはない。
もし違う国だったら・・
もし他の会社だったら・・
もし違うパートナーだったら・・


私たちはついついそんな風に考えてしまうことがあるが、もし違う環境だったら結果が変わっていたのか。

そうはならない。
私たちはいつも自分自身と一緒なのだから。
重要なのは自分の意志であって、環境は大して大きな問題ではないのだということを彼らは教えてくれる。


気がつけばもう9月。
こちらは日本のように四季がないので時間の感覚も鈍くなってしまったようで帰国のことを考えるとハッとすることがある。


活動も生活も残り半年、健康第一に毎日を大切に楽しく生活したいものだ。




今回の音楽はコチラ。
JOSE ARROYO ドミニカ人の歌手。
サルサの踊りとコンガ(例のタイコ)に注目!



Jose Arroyo
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