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音楽と踊り

人間が生活していく上で基礎として「衣食住」は欠かせないといわれているが、この国にはそれに加えて「音楽と踊り」の文化がある。


これは日本にはないラテンの国ならではのとってもおもしろい文化だ。
車の中はもちろん、家、ご近所、公園、タクシー、バス、寝るはずの夜行バスであろうがどんなところでも音楽が当たり前のように流れている。

踊りと音楽なしではこの国の人たちの生活は成り立たないといっても過言ではない。



音楽を聴くためにお金を払って日本のようにCDを買ったりする習慣はなく
基本的にラジオを流しっぱなしで音楽を聴いている。
この国には一つのチャンネルをうまく拾いきれないほどの
たくさんのラジオのチャンネルが充実している。




例えば彼らはビーチでも踊る。

baiara en la playa




別に音楽がなくても
その辺のお皿やホウキをもって一人で踊る。


andorea.jpg




学校の近くを通ったら生徒たちが踊っている。


kodomo.jpg




先日旅行中に夜11時を過ぎたころ山奥で、大型バスがエンジンから煙を吹き始めて故障した。
全員が持っていた水をバスの給水にあてて電気も水も食べ物もトイレも宿も何もない状態で
山道でなんの充てもないまま何時間も待ちぼうけをくらったことがあった。


日本だったらパニックでバス会社にクレームの嵐だろう。
そんなときもドミニカ人は真っ暗な故障したバスの中で踊っていた。
運転手も踊っていた。


こんな状況でもこの国の人たちは踊るのかと、なんてのん気なものかと呆気にとられたのが記憶に新しい。





例えば日本人が仕事あがりに「居酒屋」に行ったり
友達同士で「カフェ」にいくような感覚で彼らは気軽に「ディスコ」に踊りに行く。

ディスコにも2つ種類があって、一つ目は「ティピコ」といって野外にある、やしの木でできた昔ながらのこじんまりした開放感のあるディスコ。



disco.jpg



だいたい夕食後9時~12時くらいまで踊りにいく。
レストランも洋服やさんもないようなどんな田舎の村でも
こういったディスコは必ずといっていいほどどこにでもある。



もうひとつは海沿いのホテルの中にあるディスコで比較的「ティピコ」より規模が大きい。
私の任地は観光地なのでこのタイプのディスコが4つある。

disu.jpg


ここに踊りにいくのは若者が多く、踊りはじめるのは夜の11時くらいからで2時、3時になるとギュウギュウで踊れなくなるほど人が集まって
だいたい朝方の5時まで踊り続けるといったかんじだ。



ディスコに入るのに入場料などはいらず
バーカウンターでお酒を頼むときにそれを支払うだけだ。




そしてちゃんと踊りに行くときはドミニカ人は
踊りだけでなく精一杯「おしゃれ」を楽しむ。
この国の人たちは「楽しむ」ことがとっても上手。



プレハブの家に住んでいる人も
普段ボロボロの服を着ている人でも
アイロンのかかったパリっとしたシャツや
セクシーなワンピースやドレスを着こなして
別人かと思うほど・・というより、「え!?誰!?」って混乱するほど
みんな見違えるほどおしゃれしてくるので本当にビックリする。



baira.jpg





ラテンアメリカ全体の音楽の文化はとってもおもしろいので是非この機会にそれぞれの音楽と踊りの違いを紹介します。




まず、ラテンアメリカ全体には大きく分けて4つの音楽がある。
「メレンゲ」「バチャータ」「サルサ」「レゲトン」の4つ。
それぞれの音楽によって踊りも違う。



メレンゲとバチャータはドミニカ共和国で生まれた音楽で
サルサとレゲトンはプエルトリコ発祥の音楽だ。






■■メレンゲ■■■■■■■■
メレンゲは1840年代にドミニカ共和国で生まれ、ラテンアメリカに広がったダンス・ミュージック。
ギターを主体とした編成からスタートし、ボタン・アコーディオンやサックスが次々にリード楽器として導入されたとても伝統的な音楽だ。
2拍子の音楽にあわせて男女がくっついてクルクル回転しながら踊るので、その形が卵の卵白でメレンゲを作るのに似ているところからメレンゲという名前がきているんだとか。


メレンゲの音楽はココをクリック

メレンゲ音楽② ALEX BUENO




メレンゲの踊りはココをクリック







■■バチャータ■■■■■■■■
私が今一番大好きな種類の音楽。
メレンゲが徹底して踊りのための音楽なのに対して、キューバのソンの影響を強く受けたといわれるバチャータは、メッセージや愛の言葉、失恋、ときには露骨にセックスにつながる歌詞などをギターにのせて歌ったものと言われている。

ぴったり引っ付いた男女が、波がうねるように左右に体を揺らせながらくねくね踊る。でも全然イヤらしくなく、とても洗練されている。




バチャータの音楽↓
(バチャータは個人的に大好きなので私の好きな曲をたくさん紹介します)

バチャータ① Aventura

バチャータ② Monchy y Alexandra

バチャータ③ LUIS MIGUEL

バチャータ④ Frank Reyes

バチャータ⑤ JOE VERAS



バチャータの踊りはココをクリック









■■レゲトン■■■■■■■■
若者が大好きな音楽で基本的にレゲトンは一番盛り上がる。
レゲトンを誰かが踊りだすと周りも大盛り上がりだ。
基本的にメレンゲやバチャータ、サルサが男女ペアで踊るのに対して
レゲトンは一人でも踊れる踊りでリズムにあわせて腰を使って踊る。

スペイン語のレゲエがフュージョンしてできあがったのがレゲトンらしく
レゲエにプエルトリコの音楽サルサ(Salsa)やボンバ(Bomba)がミックスされて
プエルトリコで生まれそれが世界的に広まったんだとか。


レゲトンの音楽① Daddy Yankee

レゲトンの音楽② Don Omar


レゲトンの踊りはココをクリック








■■サルサ■■■■■■■■
バチャータとサルサは拍子こそ同じであるものの、明らかに別種の音楽で、踊りの中でも最も複雑なステップを要するといわれている。
プエルトリコという、ベネズエラに近いカリブ海に浮かぶ四国ほどの大きさの島で生まれた音楽。
ドミニカ共和国では他3つの踊りがよく踊られているのでドミニカ人にはサルサを踊れない人も多い。


サルサの音楽 

サルサの踊りはココをクリック




このようなかんじで日本にはないラテンアメリカの「音楽と踊り」の文化はとっても興味深いところだ。


挨拶1つとってもみてもこの国は初対面でも挨拶の時には「ハグ」をしたり
友達同士でも男性が女性のほっぺや手の甲ににキスをしたりする。


そのうえ、家族とも友達よでも上司とでも初対面の人とでも
手をとって一緒に踊ったりするので人と人の距離感がとっても近い。


ドミニカ人が基本的に人懐っこく陽気な性格なのも
こういった文化からきているのかもしれないと思ったりもして
私にとってとってこの国の「踊りと音楽」の文化はとてもおもしろい文化の一つだ。

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